フライブルクのトラムは、VAG(フライブルク交通公社)によって運営されています。VAGは株式会社形態をとっていますが、フライブルク市が100%株を持っており、実質上市の子会社であります。VAGはトラムとバス路線網を持っており、両者は共通で利用できるほか、周辺の民間バス会社やDB(ドイツ鉄道)のローカル線と提携を組んで、共通の乗車券で利用できるようになっています。フライブルクのトラムは、メーターゲージ(軌間1mの軌道)となっており、標準軌間のDBへの乗り入れが不可能ですし、軌間が狭い分低床車を導入しにくいという不利な条件を抱えています。現在、4系統の路線が運行しています。都心のTechn. Rathaus-Bertoldsbrunnen間は1、4、5、6もの4つの系統が運行されており、多数のトラムが走っています。都心の区間は非常に狭い街路で、トランジットモールとなっています。歩行スペースも少ないですが、トラムも人々も平気で歩いています。1系統東部区間や4系統の都心外縁部ではセンターリザベーション軌道採用区間が多く、4系統末端部や西部地区の新線では道路脇の専用軌道を走る区間が多くなっています。ドイツ鉄道と接するHauptbahnhof(中央駅)はDBの駅の跨線橋と一体となった陸橋で線路を跨いでおり、DBの列車からすぐに乗り換えができるようになっています(ドイツの駅には改札がないので)。
2004年4月の南部路線延伸で、系統が改められました。まず旧5系統は6系統と改称、旧6系統と旧7系統をあわせて、新5系統としました。新5系統は環状線状の系統となりました。これにより、全系統が都心およびHbf(中央駅)を経由するようになりました。
*区間について:フライブルクのトラムの行き先表示は、終点停留所名ではなく行き先の地域名を表示している。ただし、7系統の両側および4、5系統の片側の行き先は終点の停留所名を表記している。路線図一番上の運転区間はトラムの行き先表示を記している。