Crealis Neo |
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2012年から導入された、新型BRT用車両です。Crealis型車両は、Ivecoバス(旧Irisbus)が開発したBRT向けの車両で、角形のオーソドックスな形状をしたCrealis型と、丸形の前面を採用してLRVに近い雰囲気のCrealis Neo型の二種類があります。それぞれに、12m単車と18m連接車が設定されています。ルーアンのTEORでは、Neoの18m連接車を採用。塗装もトラムと同じ白基調のデザインとなっています。Crealis Neoは光学ガイドが公式なオプションとなっているため、光学ガイド用のカメラは前面上部に取り付けられています。Crealis Neoではもともとカメラを取り付けることを前提にしたデザインだったので、カメラ部分も全体に調和したデザインになっています。 |
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Citelis |
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Citelisは、Irisubus(現Ivecoバス)が統合後の都市バスのベーシックモデルとして開発した車種です。単車型と連節型があります。TEORでは輸送力増強のため、増備車はCitelisを採用しました。光学ガイド装置つきで、カメラは前面運転台の上に設置されています。カメラは大きいので目立ちます。登場時は青基調の塗装でしたが、現在は白基調の新塗装になっています。 |
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Agora |
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開業時からのTEORの主力だったのがAgora連接バスです。ルノー製のバスです(後にルノーのバス部門は、ルノー+ファイアット・イベコの合弁会社Irisbusに譲渡、さらに資本関係が変化し、FIAT-IVECOの系列会社となった)。Agoraは現在フランス中で採用されている最もポピュラーなバスです。Agoraの低床連接車は、後部にエンジンを設置し、後輪を駆動させます。この構造から、前部はノンステップ、後部はワンステップ構造となっています。基本的は、通常のディーゼル駆動のバスです。 |
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Civis |
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(写真なし) Wikipedlis(フランス語版)の写真を見る。 |
ルノーが開発したゴムタイヤトラムです。駆動装置は、ホイルインモーターによる駆動が特徴。道路上にペイントした白線をカメラで読み取る光学式ガイドを採用しており、1本レールを使ったTVRやトランスロールとは全く異なったシステムです。基本的に、CIVISはガイドウェイバスの一種と考えた方がよいでしょう。車体は基本的に連接構造となっています。基本は二連接車体です(フランスでは三連接バスも運行可能なので、CIVISも三連接形は可能でしょう)。トロリーバスモード、ディーゼルバスモード両方が選べますが、TEORではディーゼルバスタイプを採用しました。TOYOTAのIMTSでは道路上の磁力プレートをガイドし、無線信号方式による隊列走行を採用しており、国情によってガイドウェイバスのシステムに相違があるのがわかります。 |
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|作成:2004年5月11日ページ作成、最終更新2014年9月15日|
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