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ルーアンのトラム 路線図

路線図



Métro
Boulingrin
Georges Braque

Métro
Boulingrin
Technopôle

 ルーアンのトラム(メトロ)は2系統からなります。Y字型の路線網で、南側で2手に別れています。両系統が走る都心部は本数が多くなっています。2系統ありますが、特に系統番号などはついておらず、単に行き先表示だけで区別しています。
 北側起点のBoulingrinは地上駅で、両系統の始発駅です。出てすぐに地下トンネルに入ります。しばらく西へ進み、Gare-Rue Vertで南に進路を変えます。Gare-Rue Vertは文字通り国鉄のルーアン右岸駅の地下にある駅で、乗り換え客でにぎわいます。この区間はルーアンの目抜き通りであるジャンヌダルク通りの地下に線路が敷かれています。次のPalais de Justice(裁判所前)が都心にあたる駅で、ルーアン大聖堂とジャンヌダルク教会を結ぶ歴史的街路とクロスします。次のThéàtre des Artsを出ると地上に出て、サイドリザベーション軌道となってセーヌ川を渡ります。セーヌ川を渡り終えると再び地下に潜り、地下駅のJoffre-Mutualitéに到着します。また地上に出て、道路の真ん中を進みます。両サイドの道路が逆に掘り割りで低くなったところでSaint-Severに到着。道路を跨ぐ陸橋と結ばれており、歩道からフラットにアクセスできます。ここで2系統が分岐します。まず地下に潜ると分岐ポイントがあり、Technopôle行きは左に曲がり、すぐ地上に出ます。Georges Braque行きは直進します。

 Georges Braque行きはすぐに地上に出て、Aveneu de Caenに到着します。次のJean Jaurésとの間にも交差点があり、地下に潜ってクロスします。この地下部分には駅はありません。Jean Jaurésから先はずっと地上区間となります。程なく芝生軌道となり、郊外団地の中を進みます。車庫のあるSaint-Julienをすぎ、だんだん高度を上げながら進み、団地の中の終点駅、Georges Braqueに到着します。

 Technopôle方面の路線は、団地のGeorges Braque方面の路線と対照的に、都心外縁部ならびに郊外の住宅地を走っていきます。Saint-Severを過ぎ、地上に出た電車は大通り中央のセンターリザベーション区間を走っていきます。大屋根が目立つHôtel de Ville-Sottevilleを過ぎると高台に上るので芝生軌道で上り勾配を上っていきます。しばらく戸建ての住宅がならぶ郊外住宅地を走っていき、家並みがとぎれると終点Technopôleに到着します。

 専用レーンバス、TEORは3系統あり、都心部では3系統が重複しています。カテドラル(大聖堂)の南側の区間では、トランジットモールになっています。Théàtre des Artsでメトロと連絡して西を目指します。Théàtre des Arts付近は一般道走行で、次の停留所から道路中央のセンターリザベーションレーンとなります。Mont Riboudetで3線が分岐します。T2はセンターリザベーションレーンを走りますが、T1は普通の道路をバス専用レーン化した道路を走っていきます。T1の北西部の区間は、ルーアン大学のキャンパス内を貫通しており、T1はルーアン大学への通学路線となっています。


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|作成:2004年4月25日ページ作成、最終更新2014年9月15日|


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